天然ハーブを使った、10日前後で消えるインスタントタトゥ・メヘンディアートを、わかりやすく解説した、ちょっぴり神秘的な実用本。パティル・シーマ・長澤著
男女問わず気軽に楽しめるデザインとそこに込められている意味を豊富に紹介されており、写真、イラスト、カラー多数の見るだけでも楽しい1冊です。
■著者名■
パティル・シーマ・長澤
■出版番号■
ISBN4-86103-025-0 C0077
■サイズ■
A4判・並製
■著者まえがきより■
日本に来て15年たちます。インドにいれば小学校の先生、保育園の設立者としての人生だったと思います。
ヨーガの道場で出会った、親切さにあふれている日本人の妻になり、気がついたら、ヘナのヘアカラー&トリートメントを指導するようになっていました。この人生で本当に良かったと思っています。
わたしはメヘンディアートが大好きです。
しかし、やってもらうことが好きで、描くことに関しては上手に細かいデザインが描けないので得意ではありません。あまりアートが得意分野ではないので、今までメヘンディアートの本は書きませんでした。
しかし、ヘナの頭皮トリートメントに関わる仕事をしているので、メヘンディアートについて数年間資料を集めたり、写真を撮ったりしていました。周りにメヘンディアートを学びたい方も増えました。その希望に合わせて本が必要となり書くことになりました。
デザインの魅力を伝える
メヘンディアートのデザインとやり方を書いた本なら、インドの本を100冊以上持っています。しかし、それにはそのデザインが語っている意味は書かれていません。アメリカなどで出版された本の方がまだ少し意味について書いてあります。デザインの意味を含めた詳しい本がないということに気づきました。
わたしにとってはデザインにある意味が魅力的です。デザインの神秘さと、ポジティブな方向に導かれるということを伝えるのが、この本の役目です。
ヘナを身近な友達として紹介し、心の気付きを与える
インドのヘナ畑の人はヘナの育て方について詳しいけれど、粉末にすることに関しては詳しく知りません。逆に粉末にする仕事の人は、ヘナの育ち方や使い方に詳しくありません。
ヘナを使う人は使うことの工夫や方法をいっぱい知っていますが、他のことは知りません。この現状でヘナの役名を正しく伝えるには、子供の頃から身近にヘナと触れてきたわたしだからこそ書ける文章があることに気づきました。
1951年に書かれたジョゲンドラサクセナさんの本に、ヘナを伝えないとせっかくの伝統がなくなっていくと書かれています。ヘナという植物を正しく紹介することがこの本の役目です。
ヘナの本来の役目を紹介
ヘナはインドからヨーロッパに伝わったときに、間違ったウソの姿が紹介されました。
ヘナにはオレンジ系に染まる色素しかありません。しかし、世界で唯一、染まったら色止めしなくても定着する特徴を持っています。ヘアカラー&トリートメントとして、あたまから元気にする性質を持っています。黒には染まりませんし、色は一時的にしか残りません。
ヘナはこのような長所、短所を持っており、人間と同じように得意分野、不得意分野があります。それらを好きになれない人も多いかもしれませんが、化学薬品などの混ざり物をヘナとして使うことは真実から離れています。ヘナの本物の姿を紹介することもこの本の一つの役目だと考えています。
◆目次より◆
はじめに INTRODUCTION
ヘナプロフィール HISTORY
各国のメヘンディアート WORLD・WIDE
メヘンディアートの描き方 HOW TO APPLY
インドファッション FASHIONS
デザイン DESIGNS